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Interview インタビュー
Updated 2016.09.15(木)

【SPECIAL INTERVIEW】これぞリアル任侠ヘルパー!?暴走族に暴力団…そして15回の逮捕の過去!現在はヘルパーそしてNPO法人再非行防止サポートセンター愛知の理事長に!?

今回、LImited Life Action 取材班が出会ったのは、名古屋市で福祉に携わる一人の男性。   彼はとても穏やで、優しく、そしてごく普通のパパである。   そんな男性を取材するキッカケとなったのは、この男性の過去にヒントが隠されていました。    

刺青・暴走族・暴力団準構成員・逮捕歴15回の過去

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NPO法人 再非行防止サポートセンター愛知理事長

高坂 朝人(たかさか あさと)

    暴走族に暴力団…そして15回の逮捕!現在はNPO法人理事長!? 僕らとは正反対とも言える人生経験を積んできた高坂さんの背景にはいったい何があるのでしょうか?   【SPECIAL INTERVIEW】 現在は、知的障害者のグループホームでサービス管理責任者を勤める。25歳から福祉業界で働き始め、今年で9年目となる。平行して再非行防止の取り組みも同じく9年目となる。現在33歳で愛知に当時24歳の頃、広島県から愛知県へと越してきた。   Q、非行に走った経緯を教えてください。 高坂さん:僕はごく普通の家庭で育ちました。父は建築業に勤め、母は専業主婦でした。非行に走ったキッカケは、たしか中学の時、勉強もスポーツにも行き詰まってしまった時期があって、自分は何もできないと自信を無くしていた時がありました。でも唯一、友達と居ると何か行動するたびに「お前すごいな」とか評価してもらい、毎度行動することに、そこで自分の存在価値を認めてもらえたような気がして、段々悪い行為に行動がエスカレートしていったという流れだったと思います。   Q、高坂さんの中学校時代の写真がどうしても見たいのですが5枚程度見せてもらえないでしょうか? 高坂さん:はい。こちらをどうぞ。  

中学の非行時代の様子

14152132_1100604333351626_690303042_o 14163564_1100604060018320_107967705_o 14163989_1100604483351611_1606196030_o14215297_1100604116684981_1935648577_o14218211_1100604090018317_79832531_n 14215176_1100604896684903_821095057_o L.L.A 取材班:高坂さん、僕怖くて絶対近寄れないです。笑   高坂さん:…..。笑   L.L.A 取材班:さて、それでは本題に入ります。よろしくお願い致します。   高坂さん:よろしくお願いします。     Q、高坂さんは、何歳から暴走族そして暴力団となったのですか? 高坂さん:14歳で暴走族に入って16歳の時初めて逮捕され松山学園に入り、18歳で大分少年院、21歳で広島市の暴力団準構成員となりました。13歳〜24歳の間に15回逮捕されました。   Q、なぜ広島県から愛知県に越してきたのですか? 高坂さん:広島で今の嫁さんと出会い、子供を授かり、今の環境ではまずいと思い、暴力団組織から逃げるように愛知県へ越していきました。   Q、自分を変えたキッカケはなんですか? 高坂さん:僕は嫁さんと娘2人の家族が居ます。娘が生まれたとき、今のままではいけないと思いました。家族が僕を変えたのかも知れません。   Q、NPO法人再非行防止サポートセンターではどのようなことをして、主にどのような方が利用するのですか? 高坂さん:概ね12歳から20歳の方が利用します。主にSTARTは少年院からで、NPOを設立してから今までに30人以上の少年を対応してきました。どんなことするかというと再発防止サポートを主にしています。『更生』についてのお話も全国各地で講演もやらせてもらっています。

再発防止サポートは⬇コチラ

 

<再非行を防止し、笑顔を取り戻す、四つ葉の再非行防止サポート>

※サポートは社会に出ておよそ半年

  • ①再非行防止施設内サポート
  • ・鑑別所面会
  • ・当事者付添人(非行経験を持っているスタッフが、逮捕された少年のピア付添人となり、少年鑑別所の生活スタート時から少年審判まで、本人を中心として、本人の最善を共に目指す)
  • ・少年院面会、手紙サポート(スタッフが月に1回程度、少年院に面会に行ったり、手紙の交換をしながら、本人との関係性を築く)
  • ②再非行防止社会内サポート
  • おかえりツアー
  • ・就労支援・就学支援・余暇支援等
  • ・再非行防止勉強会
  • (CCNC study club 月に1回、非行から離れるために必要な勉強会を開催)
  • ・その他、本人の本音と希望を基にしたサポート
  • ③再非行防止衣食住サポート
  • ・自立準備ホーム(4sホーム)
  • ④再非行防止家族向けサポート

・親向けのサポート(電話相談・メール相談・面談相談)

  • ・兄弟向けのサポート(電話相談・メール相談・面談相談)

①当事者付添人

(名古屋少年鑑別所に観護措置中の少年が該当)

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②少年院面会・手紙サポート

(帰住地が愛知県内であり、少年院在院中の少年が該当)

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※保護司さんへご挨拶※

③社会復帰後、おかえりツアー

(合宿にて、少年院の面会では聴けなかった”本音と希望”を確認させてもらいます。

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④本音と希望を基にしたサポート

(就労先や、就学先へのマッチング、定着サポート)

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⑤CCNC study clubへの参加

(月に1回、非行から離れるための勉強会を実施します)

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⑥CCNC study clubにて、講師を経験する。

(サポートされる側から、する側へのファーストステップ)

  Q、「鑑別所面会」とあるのですが、誰でも面会はできるのですか? 高坂さん:保護者様から「更生させたい」とご依頼があり、「鑑別所面会」からSTARTします。面会の許可等は裁判所が権限を持っているので、裁判所はOKを出せば面会は出来るが、外部の人間がそう簡単に出来るものではないのです。面会人がグレーな関係者だったらアウトなので、説得するまで過去の新聞記事を持っていったり色々試行錯誤しました。     Q、現在社会内サポートを受けている少年は何名居ますか? 高坂さん:現在12名居ます。そのうち7名の少年が再サポが運営している愛知県内の自立準備ホーム(1Kの部屋)を利用して暮らしていて、残り5名は実家等で両親と暮らしています。メンバーは県外から僕みたく逃げてきた少年も居ます。     Q、高坂さんが9年間やってきて一番大変だったことはどんな時ですか? 高坂さん:お金と時間が足りないのが大変だなと思います。先ほども申しましたが、僕には家族が居て、この先もずっと家族を養っていかなければなりません。しかし、今のNPOの活動だけでは、お金にならないので、グループホームでサービス管理責任者が軸となっています。いずれかはこのNPO一本でお仕事が出来るようになれたらと思っています。     Q、どの部分で利益を得ていますか? 高坂さん社会内サポートや付添人の場合だと保護者様から料金を頂いているが、少年院面会・自立準備ホーム(自立準備ホームは、保護観察所から委託費をいただいている)勉強会は完全無料でやっています。また、勉強会は日本福祉大学スーパービジョン研究センターと連携して行っているので講師の料金は日本福祉大学スーパービジョン研究センターが負担してくれるので助かっています。保護者様からの収入だけでは限界があるので、近々本を出版する予定もあります。講演も年間30本くらいさせてもらっていますが、来年は60本くらい増やしていきたいですね。     Q、勉強会はどのような内容で行うのですか? 勉強会は年に6回開催しています。内容は三部に分かれて、一部に講師にお話してもらい、二部はサポート中の少年に30分程度お話してもらい、三部は参加者全員で輪になり、情報のシェアを行っています。ターゲットは少年が来たいと思えるような勉強会の企画を心がけています。また、開催場所は開催場所は、日本福祉大学名古屋キャンパスです。     Q、少年が社会へ出て社会的マナーに反することがある場合の対応法はありますか? 少年たちは、正しい言葉を聞きたいのではなく、信頼できる人の言葉を聴きたいと思っていると思いますので、先ずは、信頼関係を築くことを優先し、その後、本当に大切なことを心の奥底に伝えていけるように心がけています。     Q、最後にNPO法人再非行防止サポートセンターの夢はありますか? 将来は名古屋から地元の広島など全国各地に拠点を増やし、世界中の再非行を減らし、笑顔を増やしたい。       最後に NPO法人再非行防止サポートセンター愛知理事長として、先頭を切るのも今も昔も変わらず、そして冷静に話す言葉の裏に、ものすごい力強さを感じました。非行少年も高坂さんの横に付けば大人しくなることでしょう。なぜ再非行防止サポートセンター愛知を始めたのかも高坂さん自身が、さまざまな人のおかげで更生ができたからと言います。絶対一人では立ち直ることが出来なかった分、手を差し伸べて本音と希望を基に再非行防止サポートを実施し、再非行を減らし、笑顔を増やしていきたいと笑顔で語ってくれました。   福祉発信レーベルL.L.A取材班  



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Lot FALCON
編集者
長谷川貴大(Lot FALCON)
長谷川貴大/Lot FALCON (ロット・ファルコン)/ラッパー/LLA Entertainment Inc.代表社員/デイサービスSWAGプロデュース/lla.nagoya(自社Webメディア)のライター
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