福祉ラッパーLot FALCON(ロット・ファルコン)プロデュース!
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Updated 2016.07.05(火)

発表から1カ月足らずで再生数1万超え!東北が生んだ 昭和3年(1928年)生まれ《88歳現役ラッパー!》SNSを中心に「ヴァイブスがヤバい!!」と話題に

「どんなことだって乗り越えていける!」

分厚いレンズ越しで見るA4用紙に、小さな文字で書かれたリリック(歌詞)を何度も何度も声に出し、

レコーディングを行う藤沢匠子(たつこ)さん(MC名:「TATSUKO★88」)

藤沢さんは東日本大震災以降、仮設住宅の暮らしを経て去年から仙台の復興住宅で生活。

集会所でその波乱万丈な人生を語り合った時のこと、周囲から「ラップにしよう」と提案

ラッパー

(本名:藤沢匠子(たつこ)さん MC名:「TATSUKO★88」) 写真:レコーディングでの様子

東北の「STARTohokuレーベル」からデビュー

「青春時代は戦争だった 月謝払って弾丸つくった」という歌詞から始まる藤沢さんの半生は、戦争、駆け落ち、洪水、家族の不幸、東日本大震災とまさに波乱万丈。

 

不思議な魅力を持つ声と言葉の強さ

心地の良いビートに門脇篤さんのラップと藤沢匠子さんのフック(サビ)がかっこ良くランナウェイ

 

・現代アーティストの門脇篤さんもフューチャリング参加

門脇篤 Atsushi Kadowaki

1969年仙台市生まれ。東京外国語大学アラビア語学科卒。鉄鋼会社に就職後、2年弱で退社。絵画制作をはじめ、水彩やテンペラによる写実的な作品を描いてギャラリー等で発表をするが、03年の仙台の商店街で行わ れた「TANABATA.org」に参加したことがきっかけで、まちを舞台に展開するプロジェクト型のアートにより「リアル」なものを感じ、これ以後、主 に「まちとアート」をテーマに活動を展開している。「GOTEN GOTEN アート湯治祭」(宮城県東鳴子温泉、06年~)、「もとまちアート海廊」(宮城県塩竈市本町通り商店街、07年)を企画・運営。アーティストとして、アートNPOコミュニティアート・ふなばしとの一連の企画(千葉県船橋市、06年~)、「アート仙台場所」(宮城県仙台市、07~08年)、「とがびアート・プロジェクト」(長野県千曲市、04~06年)などに参加。美術ワークショップのほか、各地で「まちとアート」をテーマとした講演会、レクチャー、ワークショップなどの講師を務めている。定非営利活動法人東鳴子ゆめ会議理事。癒し系学習塾「杜の教室」塾長。「仙台経済界」契約ライター。

 

<門脇篤氏INTERVIEW>

今回なぜ88歳の女性×ラップで表現したのですか?

自分を見せるより、人と一緒に見せる(表現)方が向いてる。今回は、ご縁で繋がった藤沢匠子(たつこ)さんのリアルを代弁したいと思い、音楽で表現することにたどり着いた。ラップはものすごく有効なツールで、スキルよりリアルティーを求め、95%はリアルに仕上がっている。またPVを用いることで、芸術的且つ効率的であると感じた。作詞では、韻を踏む行為よりも藤沢匠子(たつこ)さんの人生をそのまま詩に落とし込むことがヴァイブスに繋がりました。 門脇篤氏

デビューシングル「俺の人生」

 

【ミュージックビデオ】88歳の新星ラッパーTATSUKO★88「俺の人生(HIP-HOP ver.)」

【俺の人生】

青春時代は戦争だった 月謝払って弾丸つくった
戦闘機からは機銃掃射 命がけのdodge balls
仙台空襲じゃ焼け残ったけれど この世の地獄絵目に焼きついた
あれ考えればなんでもない どんなことだって乗り越えていける

 

戦争終わってdance hall 通って知り合った彼氏とrun away
息子が生まれて半年足らずで うちの近くの広瀬川氾濫
翌朝戻ればうちなんてなかった でも国からは支援なんてnothing
あれ考えればなんでもない どんなことだって乗り越えていける

 

駆け落ちしてまでいっしょになった 旦那は5年であの世にrun away
息子は3歳 娘はbaby 育てあげた息子と 会社起こした
軌道に乗ったら息子倒れた 脳血栓で半身不随
あれ考えればなんでもない どんなことだって乗り越えていける

 

仙台駅長に声かけられて 若いの率いてイベント仕切った
還暦過ぎても家事から何から 息子は寝たきり 声もでない
ある朝「ばんつぁんいらない」って 嫁に言われて家を出た
あれ考えればなんでもない どんなことだって乗り越えていける

 

震災起こって家まるつぶれ 仮設に入って何とかしのいだ
みんなが支援物資もらってるのさえ 気づかないくらいにisolate but
そのうちみんなの溜まり場になって 「赤ちょうちん出せ」って言われるようになった
なにくそって思えばなんとかなる どんなことだって乗り越えていける

 

去年の6月復興住宅 引っ越し 姪や甥が手伝ってくれた
助けてくれる人たくさんいる 悪口言っても何にもならない
それでもどうしても言いたいときは 俺の部屋入ってお茶でも飲め
ここではなにを言ってもいい ここから出たらそれ以上言うな

 

部屋には毎晩ひと集まる 食べたり飲んだり楽しいひととき
くよくよしてても病気になるだけ 何とかなるさと自由きまま
ひとたよったり国のせいにしない  文句を言ったらそこで終わりだ
これまでの道のり考えれば どんなことだって乗り越えていける

 

くよくよしてても仕方がない 文句言ってもどうしようもない
なんとかなるさと自由きまま なにくそって思えばなんとかなる
やるって言ったら絶対やる それでダメならあばれるまでよ
そう考えればなんでもない どんなことだって乗り越えていける



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Lot FALCON
編集者
長谷川貴大(Lot FALCON)
長谷川貴大/Lot FALCON(ロット・ファルコン)/ラッパー/LLA Entertainment 合同会社代表/デイサービスSWAGプロデュース/lla.nagoya(自社Webメディア)の管理者
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